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2009'01.02.00:28

08年12月の読み物

ナイチンゲールの沈黙 / 海堂尊

「チーム・バチスタの栄光」の印象が強すぎたのか、期待して読んだんだけど、肩透かしを食らった。バチスタの時にみせた、現在の医療現場に対する作者の考えも、今作ではまったくみえてこない。小説としても主要キャラの個性は乏しく、ミステリー要素は皆無。読み物としてもよくわからん設定でおいてけぼり。クライマックスのシーンは、現実で起こりえることなのか、それともファンタジーなのかすらハッキリとしない。結局何が書きたかったのかみえてこなかった。

中盤にちょろっと出てきたジェネラルこと速水のキャラはよかったので、続刊の「ジェネラル・ルージュの凱旋」には期待。1/8に文庫がでるみたいなので購入予定。


暗いところで待ち合わせ / 乙一

悪い意味で乙一らしくない。普通にちょっといい話で、普通に想像できるオチ。やっぱり乙一らしくない。他の人が書いた話ならまぁそういうものだよなぁと思うのかもしれないけど。それに自分はそれほど乙一を読んでるわけじゃあないけどもさ。ただ一番面白かったのがあとがきだったというのが、なんともやるせない。


砂漠 / 伊坂幸太郎

これまた微妙に肩透かし。いつもながら登場人物の個性は強いけど、どうも違和感がある。今までの伊坂作品では存在しえなかったような無茶苦茶なキャラ・西島と、ただただ周りに流されてあたふたするだけ"じゃない"主人公・北村が原因か。けど彼等なしでは「砂漠」はなりたたないわけで。主人公の北村はともかく、西島の突飛な性格に慣れることができるなら…って前提条件がつく時点でどうなんだろう。いつもみられたはずのキャラ同士の愉快な掛け合いも、今作では物足りず。

「魔王」のときといい、今回の「砂漠」といい、帯のキャッチフレーズに期待して読むと痛い目を見るということを最近になって知った。
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