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2011'01.11.23:19

2010年の読み物

去年はほとんど本を読んでない気がする。実際どれぐらい読んでないか調べてみた。1年で8冊。一時期忙しかったとはいえ、1ヶ月に1冊も読んでない。流石にショック。しかし嘆いても読了数は変わらないので、とりあえず感想らしきものをまとめてみよう。


探偵伯爵と僕 / 森博嗣
オチがよく分からなかったが、まぁ特筆すべきところもなく、普通の森博嗣。悪くもなく、良くもなく。考察をみたらまた変わるかも。

そして二人だけになった / 森博嗣
一般の人間が決して知ることのない、A海峡大橋橋のアンカレイジ内にあるシェルタ「バルブ」と呼ばれる大型居住空間で起こった密室殺人事件。設定と話の運びは素晴らしい。それだけにオチの意味不明っぷりが非常に勿体ない。明らかにエピローグはいらなかったよなぁ…。

レタスフライ / 森博嗣
氏の短編を読むのは初めて。不安だったけど「ライ麦畑で増幅して」が泣きそうなぐらい素敵だった。Xシリーズ前日譚なので明らかに人を選ぶけど、本当に良い話だった。

今夜はパラシュート博物館へ / 森博嗣
「どちらかが魔女 Which is the Witch?」のオチに唸らされた。ただこれが出だしの一作目なせいで、他の作品が霞んでしまった感がある。

水槽読本 / 汀こるもの
Thanatosシリーズの前日譚や、完全犯罪研究部をつなぐサイドストーリーが収録された短編同人誌。相変わらずアクアの蘊蓄も凄いが、短編もなかなかいけるようで満足。印字が荒いのは同人クオリティということで仕方ないか。


総括。大賞:受賞作なし。そんな感じ。レタスフライが僅差でトップかもだけど、森博嗣のシリーズものを読んでることが大前提だし。他はほとんどが微妙なカスり方。あとは小説じゃないけど、映画のゴールデンスランバー/原作:伊坂幸太郎 監督:中村義洋 を見た。これは万人にオススメできる出来でした。あまりにも読んだ小説がしょんぼりな結果だったので、無理矢理映画でお茶を濁してみた。

今年は最低でも月1冊は読んでいきたいな。笑えないほど積んでるし。30冊を余裕で超えてるだろな。試しにちょっと数えてみた。…自分が買った分だけで67冊積んでた。有り得ねぇ。うち西尾維新が24冊で、森博嗣が17冊でした。うーん、本棚はまだ余裕あるけど、流石に精神的によろしくない。今年は頑張ろう…。
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2010'04.14.00:24

最近の読み物

前の読み物カテゴリー更新が1年前なんなー。それからボチボチとは読んでるけど、以前ほど集中して読まなくなったな。昔はいろいろな作者のんを読み漁ったけど、最近は好きな人のばっかり読んでる。そんな中、最近読んだのを覚えてる範囲でピックアップ。


フィッシュストーリー / 伊坂幸太郎
正直残念な出来。やっぱり伊坂の短編は期待しない方がいいのだろうか…。死神の精度で短編も面白いと思い直したばかりだったので、尚更ダメージがでかい。

赤の女王の名の下に / 汀こるもの
いい意味でいつも通りのTHANATOSシリーズ。1冊の中に森博嗣とマキシマムザホルモンと夢野久作の名前がでてくる小説はそうないと思った。

完全犯罪研究部 / 汀こるもの
水生生物オンラインじゃない新境地なこるものさん。ストーリーとキャラ設定は今までとは打って変わって王道。THANATOSシリーズのよう凝ったトリックを期待してると若干肩透かしを食らうかも。スターシステムは個人的に好みなので面白かった。

どきどきフェノメノン / 森博嗣
恋愛小説。それ以上でもそれ以下でもない。S&Mシリーズ的な恋愛小説を期待してるとがっかりかも。どきどき。

臨機応答・変問自在 / 森博嗣
小説じゃないけど、森博嗣らしさが詰まり詰まってる素敵新書。森博嗣ファンは必読。続編の2はちょっと微妙な感じでした。

スカイ・イクリプス / 森博嗣
叙述トリック連発だけど、本編と違ってちゃんと回答を提示してくれてるからスッキリ。それでもまぁ単発で読むものではないのは間違いない。逆にスカイ・クロラシリーズの最後を飾るにはピッタリの短編集だった。


実は最近も殆ど小説読んでないのです。まぁまたじわりと読みたくなるまで待つかね。
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2009'03.31.23:52

09年1~3月の読み物

インフルエンザで死んでたり、仕事忙しかったり、7ドラやってたり、螺鈿迷宮が面白くなくて途中で投げそうになったり、冷たい校舎の時は止まるが分厚すぎたりで、正直ほとんど読んでなかったりする。


螺鈿迷宮 / 海堂 尊

前作の「ナイチンゲールの沈黙」よりはまだマシだったけど、それでも「チーム・バチスタの栄光」には遠く及ばない。そんな感じの評価。オチがファンタジーなのかSFなのか妄想なのかはっきりしないのは前回と同じ。むしろ今回は漫画っぽいか。間違いなくミステリーではない。ストーリーも序盤で容易に想像できてしまいがっかり。

けどまだ前作と違い、作者のいいたいことっぽいのが見えてきたのはよかった。


冷たい校舎の時は止まる / 辻村深月

初辻村深月。どうやら透明感のある文章っていうらしい。今まで読んだ中では「心理描写に重きを置いた伊坂幸太郎」って感じ。若干意味不明。中身については、人物描写がしっかりしてる。何よりキャラクターの心情・心理の描写が上手い。ただ冗長な部分も。これもミステリーというよりは、SFというかファンタジーというか。終盤の怒涛の種明かしについては唸らされた。読み物として面白かったので、次も購入予定。

ただ犀川林オチについてはどうなんだ。まぁ気付かない方が悪いんだけどさ。
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2009'01.02.00:28

08年12月の読み物

ナイチンゲールの沈黙 / 海堂尊

「チーム・バチスタの栄光」の印象が強すぎたのか、期待して読んだんだけど、肩透かしを食らった。バチスタの時にみせた、現在の医療現場に対する作者の考えも、今作ではまったくみえてこない。小説としても主要キャラの個性は乏しく、ミステリー要素は皆無。読み物としてもよくわからん設定でおいてけぼり。クライマックスのシーンは、現実で起こりえることなのか、それともファンタジーなのかすらハッキリとしない。結局何が書きたかったのかみえてこなかった。

中盤にちょろっと出てきたジェネラルこと速水のキャラはよかったので、続刊の「ジェネラル・ルージュの凱旋」には期待。1/8に文庫がでるみたいなので購入予定。


暗いところで待ち合わせ / 乙一

悪い意味で乙一らしくない。普通にちょっといい話で、普通に想像できるオチ。やっぱり乙一らしくない。他の人が書いた話ならまぁそういうものだよなぁと思うのかもしれないけど。それに自分はそれほど乙一を読んでるわけじゃあないけどもさ。ただ一番面白かったのがあとがきだったというのが、なんともやるせない。


砂漠 / 伊坂幸太郎

これまた微妙に肩透かし。いつもながら登場人物の個性は強いけど、どうも違和感がある。今までの伊坂作品では存在しえなかったような無茶苦茶なキャラ・西島と、ただただ周りに流されてあたふたするだけ"じゃない"主人公・北村が原因か。けど彼等なしでは「砂漠」はなりたたないわけで。主人公の北村はともかく、西島の突飛な性格に慣れることができるなら…って前提条件がつく時点でどうなんだろう。いつもみられたはずのキャラ同士の愉快な掛け合いも、今作では物足りず。

「魔王」のときといい、今回の「砂漠」といい、帯のキャッチフレーズに期待して読むと痛い目を見るということを最近になって知った。
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2008'12.01.00:16

08年11月の読み物

探偵小説のためのヴァリエーション 土剋水 / 古野まほろ

前作以上に妄想オンライン。まぁこのシリーズはそういうものだと割り切るとして、前と比較してかなり無理のあるトリックに、盛り上がりのない陰陽バトル。うーん、次回以降は様子見かな。


パラダイス・クローズド
まごころを、君に
フォークの先、希望の後 / 汀こるもの

3冊一気に読了。最初はネタで入ってたけど、これがなかなか面白かった。20台後半から30台半ばの男性が楽しめそうな細かいネタがばら撒かれている。それが分かればニヤリとさせられ、分からなければ徹底的に置いてきぼり。その前提条件を押さえた上で、恐ろしく長文なのにほとんど事件と関係のない魚の薀蓄に耐えられるなら。明らかに読む人を選ぶが、嵌れば強いタイプか。トリックについては目新しいものがあったかと思えば、やたら古臭い手法もあり、意外性に富む感じ。個人的には2作目の「まごころを、君に」で、筋肉少女帯の「サボテンとバントライン」を引用した話が非常によかったです。

ただそのネタ振りが若干くどかったり、綴り手の視点がころころかわったり、セリフが誰のものか分かりづらい部分も。そのあたりは今後に期待。キャラ設定が固まってないのはストーリーとしてそうなってるっぽいのでおいとこう。
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